４シリーズクーペ試乗

先客が居られるらしく予約も入れていなかったので少し待つことになった。 ディーラーの営業マンと談笑しながらコーヒーを飲みつつ順番を待っているとさほど時間も掛からず試乗車に案内される。後方からの眺めはいいねぇ～！エレガンスな佇まいで大人のクーペを感じつつドアを開けリアシートにバックとジャンパーを置きシートに腰を下ろした。車高が低いせいでシートも当然、愛車の３３５クーペより低い。シート、ドアミラーを調整、確認してインテリアを見渡す。もう、見慣れた感のあるＦ３×系の内装と同じようなもんだ。シートはダコタレザーではなくアルカンターラ調の縞々模様。どうも、苦手だ（苦笑）
早速、試乗コースに走り出した。
前回の３２８試乗で感じたようにエンジンの吹けあがりもいいしよく回る。トルク感も十分あり街中では十分な力強さを感じつつもちょっと排気音、エンジンフィールには満足しきれないとこは感じた。それと見れば見るほどに、質感が足りないインテリアには少しがっかりさせられる。特にシフトレバー周りのプラスチック感と言ったら先日、試乗したＡ４５ＡＭＧとどうしても比較してしまい。少し失望感が・・・（笑）
せっかく３シリーズから独立して４シリーズとした割には差別化されていない室内には閉口してしまうのだ。エクステリアはロー＆ワイドでエレガンスには見える。けど、なんだか積極的に乗り換えたい願望が沸いて来ない。乗り味、インテリア、エクステリア、ＢＭＷらしいと言えばらしいのだけど衝撃的な想いを掻き立てられることはなかった。（良かった　爆！）
意外だったのは見た目はでかく感じても運転してみるとそれほど大きいとは感じなかったのは車がいいせいか、見切りがいいせいか？？
 
エンジン：★★★☆☆　いい感じで回る、気持ちよいシルキー４って感じ。
インテリア：★★★☆☆　機能性の向上、近代的なデザインではあるが一つ一つのパーツの質感は低い感じが否めない。
乗り味：★★★☆☆良くも悪くもＢＭＷ。Ｍspのせいかギャップに乗り上げたときの突き上げ感は感じるも剛性感は高い。
エクステリア：★★★★☆　グリルとライトが離れていたら星５つかなぁー（笑）

買いか！？
俺的には・・・
ＢＭＷ４２８ｉクーペ、いい車ではあります。エンジンフィールもいい。が、３３５クーペから乗り換える必要性を感じることがなかった。全てが新しい、エレガンスなエクステリアを持ち、燃費性能が優れていることは承知していても乗り換えたい衝動がおきなかった。
せめてダコタレザーだよなぁー。。。やっぱ。プレミアム感が乏しい。エクステリアとインテリアのギャップがでかい気がした。

知人はどのグレードを選択したか気になりつつの試乗だったけど
ＢＭＷらしさは随所に感じつつもインテリアのマテリアルがチープに感じるのはいただけない。が、前車によって感じ方は人それぞれ千差万別。現在、３３５クーペやカブリオレに乗ってる人は４シリーズに絶対、乗り換えたい！と熱望する方は少ないのではと思った。
ま、直６モデルの４３５クーペに乗ってもインテリアやサイズを考えるとどうも食指が動かない。これならもうひと頑張りしてケイマン、ボクスターに乗る方が快感であり歓びを感じる気がする。と言ってもケイマンの内装も写真でみるほど９８１もそれほど高級感があるわけではない。ダコタレザーがオプション、２５諭吉。へぇ～～。。微妙（笑）


３３５クーペでいいや！みたいな

とは言え、コンバーチブルの試乗車が来たら絶対、試乗しよう。そこに価値が見出せるかもしれないし・・・・
直６、オープンエア、茶色ダコタレザーシート！ええかもねぇ～！！
Ｍ２３５の情報がもらえたのは収穫だった。
ＭＴとＡＴあり！！早ければ２月日本上陸、お値段は約６００諭吉（ＭＴ5.84M，ＡＴ5.98M）。 ダコタレザーはオプション。
やっぱり、Ｍ２３５の方がサイズ的にもフロントフェイス的にも興味がわく
でも、あのインテリアを考慮すると・・・
３３５でええわ！みたいな。