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ドライブまにあ「花鳥風月」_matsu's BLOG_

ポルシェ911でのドライブや好きな車の話と日々の人生日記です。 The Drive of Life,Your smile calls the fortune, since 2010

限りなく718恐るべし

車好きには愛車選び、購入検討は悩ましくもあり楽しいものだ。
乗り換え、増車をするタイミングとするとやはり愛車がフルモデルチェンジや
マイナーチェンジするときと車検、後は事故った時等の気持ちの切り替え時が多いと思う。で、大半が乗り換えれば乗り換えた車が良いと思いたいし思うようにもしたい。逆の場合、乗り換えたいけどいろんな事情で乗り換えない。或いは新型よりも旧型の方が魅力が有ってとても乗り換えれない場合は新型の魅力が薄いと思う。
「最新のポルシェは最良のポルシェ」




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_/_/_/_/_/_/BMW M235i _/_/_/_/_/_/

この例え、表現は性能を差していてオーナー、ファンの想いとはまた
違うように感じています。
今回の981型ケイマン、ボクスターから718ボクスター、ケイマンへ移行は
モデルチェンジと言うよりケイマン、ボクスターと言う車が無くなり718ボクスター、ケイマンと言う新しい車が発表された。

そんなインパクトがあるように感じてます。
インテリアもエクステリアも基本は大して変わらず小変更の様に思えますが
何せNAエンジンからターボ付きエンジンと言うだけでなく6気筒から4気筒への変更は
今まで培って来たケイマン、ボクスターのイメージを一新することになる。
フラット6からフラット4へのエンジン変更はそれほどにインパクトがあると思えて来るし
実際、718型が現在のラインナップに追加になるような噂もあったくらいですからポルシェとしても今回のエンジン変更は大きな決意があってのものと思える。
エクステリアは好みもありますし特に大幅ではないもののよりスタイリッシュになり
ライトな感覚でフロントは好みじゃないけどリアはまぁ、ぼちぼち有りかも?!

結局、似てるけど最新のボクスターは以前のボクスターじゃないので比較は981の皮を
被った別の車と比較してるようなもんだと思っています。
ただ、ボクスターやケイマンがポルシェのエントリーモデルであったように
718ボクスター/ケイマンもその役割を担っています。そこは変わらないので
選択肢がない!?(苦笑)

今回の大目玉である気筒数減、エンジンのダウンサイジングは環境性能にはプラスでしょうが
ドライバーが受ける官能、感性的な部分ではかなりのマイナスになると思っています。しかし、ターボを搭載すると小排気量での高出力、トルクを得るのは容易で街乗りレベルではそのパワーの恩得、魅力を痛感することでしょう。
実際のスペック比
718 ボクスター
エンジン:水平対向4気筒2.0リッターターボ
最高出力:300PS/6500rpm
最大トルク:380Nm/1950-4500rpm
ボディサイズ(全長×全幅×全高):4379×1801×1281mm
最高速(MT/PDK):275/275km/h
0-100km/h加速(MT/PDK):5.1/4.9秒
718 ボクスター S
エンジン:水平対向4気筒2.5リッターターボ
最高出力:350PS/6500rpm
最大トルク:420Nm/1900-4500rpm
ボディサイズ(全長×全幅×全高):4379×1801×1280mm
最高速(MT/PDK):285/285km/h
0-100km/h加速(MT/PDK):4.6/4.4秒
=======
ボクスター(981)
水平対向6気筒2706cc
265ps/6700rpm
280Nm/4500-6500rpm
4374×1801×1282mm
最高速(MT/PDK):264/262km/h
0-100km/h加速(MT/PDK):5.8/5.7秒
ボクスターS(981)
エンジン:水平対向6気筒3436cc
最高出力:315ps/6700rpm
最大トルク:360Nm
最高速(MT/PDK):279/277km/h
0-100km/h加速(MT/PDK):5.1/5.0秒
=======
動力性能は歴然です。
おそらくドライバーが同等のスキルなら日本のワインディングロードで
718に981は置かれる、突き放されていくことは予想できます。
また、高速道路や街乗りでもその差は明確に体感できるでしょう。
がしかしです。
官能性能、感覚性能では自然吸気水平対向6気筒モデルが勝るのも容易に想像ができます。
動画を観ていてもそのエキゾーストノートから従来の感覚性能は歴然と劣り
ましてマニュアルミッションを操作するのを目的とするドライバーには
最大トルクが初動1900rpmから意のままに出る車を操るのは容易ではなく
踏み込んでいく(回していく)ことで得られるトルク、パワーを操る
歓びを失うことが予想もされ、PDKの方が勝る楽しみを実感してしまうことに
なりそうな気もしています。
今回のダウンサイジング、ターボ化で得るものも大きく失うものも大きいことから
当面、新規顧客からはその価格に相応しいパワー感を歓迎されるとともに
旧来オーナーからは失った魅力に失望感を感じつつもそのパワーに驚愕することに
なるのではないかと思っています。
だってコーナーリング性能、環境性能、快適性能は格段に向上し実スペックも
高次元、他メーカーの高グレードモデルに近くなるわけですから・・・
ただ、BMWがNA直6モデルから過給直6へ遷移して嘆かれる魅力のダウンと同等以上に
NA、水平対向6気筒から4気筒への遷移、一新は個人的には納得しつつも寂しい気がしてます。
旧来のオーナーや現ポルシェ911のオーナー的にも受け入れ難いモデルかもしれません。
そして、旧タイプでいいや!NAフラット6を永く乗ろうと思えると言う感情が正味で湧きやすくよく言う酸っぱいブドウ的な感情になりにくいとも言えるかもしれません。

それにしても寂しいような悲しいような勿体ないような・・・
時節柄、やむなしではありますがemoji
やっぱ割高な高性能スポーツカーって気がして来ました(爆!)
PCのKさんが以前、試乗してるときに
『俺の車の方が速く感じてまう。。 』って言うと
「今度はターボ載りますから速いですよ~!!」って言ってたけど
確かに日本の峠でこのサイズ感、このスペックだと爆速だろうなぁemoji


ポルシェだし(笑)
718 ボクスター Sで0-100km加速がGT4の4.4秒と変わらんのですから!!


でも、くるまにあって何に重き価値を置くかで選択肢は変わりますし
得てして速さだけに拘っている方は少ないように思いますemoji

依って、エンジン回転フィーリングやエキゾーストノートを重視したい
俺的には718ボクスター、ケイマンは積極的に購入意欲が湧かない車に
なったなぁ~と言う想いとどんだけのもんよ!?って乗って見たい気持ちの
両面があります。emoji

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