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ドライブまにあ「花鳥風月」_matsu's BLOG_

ポルシェ911でのドライブや好きな車の話と日々の人生日記です。 The Drive of Life,Your smile calls the fortune, since 2010

Taycan GTS 試乗


日曜に久しぶりに試乗したタイカン、今回は前回のターボとは違う「GTS」へ試乗することが出来たのでファーストインプレッションとポルシェのBEVに関する感想を記しておこうと思います。

1.総評


完成度の高さは言わずもがなですが安定性、快適性は恐らくポルシェの車種の中でトップの車ではないかと感じました。
細かい評価はGTSのポテンシャルを確かめるほどアクセルペダルべた踏みしたわけではないので・・・と言うかそんなことしたらとんでもないことになりそうです。とんでもないと言うよりも飛んで行きそうなパワー&トルク感emoji
ポルシェエレクトリックスポーツサウンドはモードをスポーツ、スポーツ+に切り替える毎にドライバーの高揚度が上がります。しかし、アクセルワークは助手席に人が乗ってると気を遣う必要がある回生ブレーキの効き具合になります。

GTSらしいか?相応しいか??
正直...
わかりまへんemoji
ただグランドツーリングスポーツカーには違いないのですが旧来のポルシェの車種のGTSとは雰囲気が違う「音無し」の車なんで差分を見出すことがハンドリングからも試乗では伺えなかった。けど、安定性や快適性は頭抜けた車ではあるがステアリングフィール、乗り味はポルシェそのものemoji
しかも、タイカンGTSは500kmを超える航続距離(WLTP)を備えた初のタイカンなのでポルシェのBEVを今買うならタイカンGTS一択でしょうemoji
1800万円以上しますので俺は先日取り上げた992素でOP付けて1700万円の方がいいですemoji

ファーストインプレッションのいつもの星評価は前回同様になります。
エンジン:---- 
※パワー感:★★★★★
乗り味:★★★★★
インテリア:★★★★半
エクステリア:★★★★☆

買いか?
素の4Sをオプション無しで買うつもりの方はベースモデルの4Sでいいけど、オプションも付けて少しインテリアの質感、雰囲気を変えたいとかベースよりもエクステリアで差を付けてと言う方にはタイカンGTSはポルシェエレクトリックスポーツサウンドも標準装備されており、コスパがある種、良いモデルなので買いemoji

サンシャインコントロール付きパノラマルーフは試乗してても開放感が有り気分良かったemoji


トランクにはゴルフバックも載るようなのでゴルフをされる方には嬉しいでしょう。

ボンネット下の収納スペースも911やケイマン同様に収納スペースが確保されているので荷物が載る車でもあります。

リアシートは座って見て居心地は良いですが足元は広いとは言えずロードトリップにお子さんなら後部座席も我慢が効くでしょうが大人の方やお年寄りには長時間座っていたいとは思えなそうではありますemoji

今回の試乗車には以前取り上げたポルシェのドライブレコーダー、ダッシュカムが装着されていました。ちなみにポルシェオーナーの8割くらいの方がドライブレコーダーを装着されているそうです。知ってるけど担当のKさんに
『ポルシェ純正やから工賃入れたら高いやろなぁ~emoji』って振ってみたら
「高こうございます。市販されてるコムテックの360度全方位タイプの方がいいと思います。」なんて正直な感想を聞いて、きっとKさんは自分の車にコムテックの360度タイプの3万円くらいの付けてるんやろなぁ~!なんて思って聞いてました。

インテリアはアルカンターラにパノラマルーフ、BEV
素晴らしい出来、雰囲気で高級BEVスポーツカーらしい車でした。
おさらいですemoji

Taycan GTS
価格:18,070,000円(税込) / パフォーマンスバッテリー Plus
全長×全幅×全高:4963×1966×1381mm
車両重量:2850kg
最大出力:380kW(517ps)/ローンチコントロール時440kW(598ps)
最大トルク:ローンチコントロール時850Nm
0-100km/h加速:3.7秒以内
最高速度:250km/h
ホイールベース:2900mm
モーター:交流同期電動機×2
バッテリー:リチウムイオン
バッテリー総電力量:93.4kWh
トランスミッション:フロント1速/リア2速AT
駆動方式:4WD
WLTC航続可能距離:504km

2.ポルシェのBEVについて思うこと。

高級BEVスポーツカーはポルシェが他を圧倒するのではないかと感じてます。
走行性能、ポテンシャル、技術力、航続距離等々を考えていつも比較されるフェラーリ、ランボルギーニよりも日常使いも出来るポルシェは頭一つ抜け、今までエンジンサウンド、エキゾーストノートではフェラーリ、ランボルギーニには劣っていたのは否めませんがエキゾーストノート、排気音がなくなればスポーツ走行性能、ストリートユースでの利便性を考えるとポルシェが抜けてる。
他方、メルセデスのEQC同様に今までの自動車と遜色ない操作性、インテリア、車らしさは逆に新味に欠ける。そして高級車であり、高額車でもある。
今までの車の概念を超えたインテリア、クールさコスパはテスラが勝る。
ドイツのメーカの中ではEVはBMWが面白い存在となり、販売台数を競うポルシェではないけど斬新さでBMWは目が離せなくなる存在にもなりそうなメーカ。
ただ、個人的には世界的なエネルギー危機が問題となっており、EUが発端となったカーボンニュートラル、自動車が全てEVになるとは考えにくい。
そして、街乗りでOKと割り切ればサクラみたいなコンパクトでリーズナブルEVが最適解ではないだろうか?
内燃機関エンジン等と共存させて行く時代が続きそうな気がする。


充電時間や電力供給は目論見通りには進まないと感じる世界情勢で自由民主主義と共産主義国家と二極化してしまうと車のエネルギーを電力に一本化した上でのカーボンニュートラルは困難ではないか?本当に欧州の自動車メーカがEV生産にシフトしたら車社会が成立するのか疑問になる。ポルシェもどんどんラインナップがEV化して行くしカーボンニュートラルに掛けた梯子が外れないか心配になった。

で、タイカンGTS試乗で気分はそれでも...emoji
It's a new worldemoji




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Taycan GTS 試乗

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