ポルシェの新しい軌跡

2025
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今週の土日は天気が悪そうだ。
ちょっと残念でも有り、手術が終わって左目がシャキッとするまでは都合がいいのかも知れないが愛車、相棒に乗れないとやっぱり寂しい

今朝は昨日ブログに綴ろうと思った話題を取り上げようと思う。

そらそうだ

と言う想いと岐路、試練の時期かな

motor1さんの記事を読みながら思った

方針転換、EVではなくハイブリッドに注力する

記事にはCEOのオリバー・ブルーメ氏のコメントが掲載されていた。

ポルシェの計画では、2030年までに販売台数の80%を完全電気自動車にするというものでしたが、水曜日の年次株主総会で、CEOのオリバー・ブルーメ氏は、努力が足りないわけではないものの、その目標は達成できないと述べた。そのため、ポルシェは現在、EVのラインナップ拡大を継続しつつ、ハイブリッドに重点を置いた取り組みを進めています。

「私たちの目標は、2030年までに80%以上の完全電気自動車スポーツカーを提供することでした。これは業界全体で最も野心的な目標の一つです。しかし、市場の動向を考慮すると、現実的ではありません。そのため、BEVの生産拡大は、需要と市場の動向に合わせて柔軟に対応していきます。」

ポルシェが期待していたほど、顧客はポルシェのEVを歓迎していない。昨年、タイカンの売上は世界中で減少したが、ポルシェによると、少なくとも部分的にはモデルの大幅な刷新が原因だが、「電気自動車の普及が全体的に計画よりも遅れている」ことも一因だという。

また、「SUVセグメントでは、新しいモデルシリーズを検討している。2020年代後半には、内燃エンジンとハイブリッド駆動の両方で市場に登場する可能性がある」と述べていることから恐らくEVマカンが期待以上の販売成果を上げるとは考えていないようだ。
ポルシェはハイブリッド車をさらに多く投入するでしょう。以前の発表通り、ブルーメ氏はパナメーラとカイエンの内燃機関モデルとEVモデルは2030年代まで共存すると述べている。
「包括的かつ持続可能な生産拡大はまだ実現していません。移行期間は当初の想定よりもはるかに長くなるでしょう。だからこそ、私たちは内燃機関、ハイブリッド、そして電気自動車というバランスの取れたアプローチを継続していくのです。」
記事を読んでいてそれは『マルチパスウエイですね！』と突っ込みを入れたくもなったが中国では、顧客が高額な欧米車から離れて国産（中国製）の購入が拡大しているのでポルシェの車の売上が急減しており、米国では、米国で販売する車を一切生産していないポルシェは特に関税の影響を大きく受けている。また、欧州では、EVの伸びが予想よりも鈍いことに加え、規制面での不確実性も大きくなっており、当然の判断と思える。

販売台数の拡大ではなくブランドの魅力を優先して欲しい

近年、販売台数が右肩上がりだったが昨年30万台以上の自動車を販売しており、ブルーメ氏は現在、年間販売台数25万台を目標に事業再編を進めていると述べた。これは、以前発表された通り人員削減を行い「量よりも価値」を重視することを意味します。言い換えれば、販売台数を減らして利益を増やすということです。そして、その多くがハイブリッド車になる。
思うにポルシェはひと頃、BMWやメルセデスの様に数多く売る自動車メーカーにでもなるつもりでいるんじゃないか？と個人的には危惧していた。
フェラーリやランボルギーニほどではないにせよ、販売台数を競う自動車メーカーではなく、ブランド力はいったいなんなのかを見極めたラインナップを考えてこれから来る自動車（モノ）が売れない時代にブランド力を一層際立たせる様な車造りともしかしたらEUに対してロビー活動をすべきじゃないかと思ってた。
EVは時が経てば価値を失って行く電化製品に近い。

長い年月を経ても輝きを放つ車