マツダ MX-30 Rotary-EV 試乗

1.エクステリア

評価は★★★半☆
スポーティな感じでいいと思います。
ただインパクトが足りない気もして、観音扉を採用したリアは振り切って２ドアとしても良かった。代わりに全長は伸びるけど、４枚ドアをしっかり付けたタイプをリリースしたらどうだろう。ただ、生産性やコストを考えると万人の方に受け入れて貰える４枚扉の採用は仕方なかったかと思います。
２枚ドアに思い切ればもっと美しいエクステリアに出来たかな？って思いました。SUVとしては小柄でマンション住まいでも安心、リアフォルムは可愛いかな
そんな印象です。

2.インテリア

評価は★★★半☆
前回のCX-5試乗でも感じたようにセンス良く、高級に見せるインテリア空間はマツダは上手いなぁ～と感心しました。コルクをセンターコンソールの下部に採用したりして工夫を感じた。
シートもいい造りで着座すると欧州車を思わせる雰囲気があります。
ロードスターとはちょっと違った雰囲気でシックな感じもいい。好感度が高くなるシンプルなメーター類が好みだったりします。
それとステアリングの握り心地もいい。もちろん、ステアリングフィールもです。欧州車と比較しても遜色ないナビはワイドで...シンプル
ベゼルが太いのがマイナスでしょうか

3.エンジン

評価：★★★★半
ロータリーを使用して発電させるシステムを発案、採用した熱意が凄い。
BEVが持てはやされているが、日本が誇るロータリーエンジンを市販したマツダならではのチャレンジングなエンジンシステムに敬意を表して星４つ半です。
足りないのは言うのは野暮ですが官能です。えらいすんません
でも、必要にして十分のトルク感とキビキビ走る。
こちらもCX-5同様、0-100加速やエンジンフィールに官能を求める車ではないですがうまく造ったなぁと言う印象です。が、気になると言えば気になるロータリーの回転音でしょうか？素晴らしいエンジンシステムはEVとネーミングされてはいるがマイルドハイブリッドモデルですがロータリーエンジンを利用して発電させてEVモードで走ると言うのは現実的なエコカーでBEVがどうも非現実的で自動車の主流となるには難しいこと、話題が上がっている中で現実的なEVとしてこのシステムを昇華させて欲しい。
PHEVは満充電しておけば、最大で107kmのモーター走行できるそうですがハイブリッド走行時のWLTCモード燃費は15.4km/Lとされ、50Lのガソリンがあれば770km移動できる計算になる。モーター走行の107kmで総走行距離は877km可能。
ただ燃費が大して良くない(´ε｀；)ｳｰﾝ…
ﾅﾔﾏｼｲ.

プリウスの燃費が
WLTCモードで26.0～32.6km/L、2WDは28.6km/L、E-Fourは26.7km/L、満タン（43L）で航続距離が1401.8kmとなるとプリウスでええよね？みたいにもなる。
でもロータリーを応援するファンは一択でしょうか

4.乗り味

評価：★★★★☆
出来のいいシートとリニアなパワーは本当に快適で足回りもしっかりしている。
キビキビした走りと軽快感、しなやかな乗り心地、ステアリングフィールも上等で穏やかにスポーツSUV、ロータリーEVを味わえる車だった。
ブレーキタッチもリニアで乗っていて楽だし、ステアリングを握っていて楽しいとすら感じる乗り味だった

5.総評

評価：★★★★☆
(・∀・)ｲｲﾈ!!
マツダの熱意、ロータリーエンジン魂を感じる力作システムは「くるまにあ」も唸る出来だった。お値段が4,235,000〜4,917,000円(税込)とちょっと高い気がするけど補助金55万円とするとｏｋな価格レンジになりましょうかマツダの車で乗りたい（ガレージ停めれるサイズ）車はロードスターとこのMX-30 Rotary-EVでしょうか。
サイズ感がいいんですよねぇ
全長×全幅×全高：4395×1795×1595 mm 

ロードスターの試乗で笑えたけど、ちょっと違う笑みがこぼれた試乗になりました

長生きして911を維持出来なくなったら...
なんて対応してくれた営業のKさんと話をした
不思議と車関係で関わる人のイニシャルはアルファベットＫが絡みます。

マツダのディーラーさんってええ人多いんですよねぇ
Thanks‼です。

ショールームも欧州車メーカと遜色ないですね！

気分はやっぱ、これで

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マツダ MX-30 Rotary-EV 試乗