60歳最後のドライブ - ラピュタの島、友ヶ島周遊編 -
今日は先日のブログの続きでラピュタの島、友ヶ島周遊編です。
友ヶ島の砲台、深山地区の砲台跡を観てて思ったのは前人が敵艦が大阪港に入るのを絶対阻止する意気込み、必ずここで敵艦を撃沈する強い意志を感じた。
映画の「天空の城ラピュタ」の世界を再現した様な廃墟には国守、祖国日本を守るために作られていた砲台、要塞をこの目で見れて良かった。
そんな想いだった。
この日は午後便が荒天のため欠航となり、友ヶ島12時30分(10分前に船乗り場に集合)発が最終なので友ヶ島で観光できる時間は約2時間で急いで観たいスポットを周るつもりで船で計画していた。友ヶ島はラピュタの島と呼ばれ和歌山の観光スポットになっているが実際は地ノ島、虎島、神島、沖ノ島の総称として「友ヶ島」と呼ばれているが砲台があるのは沖ノ島になる。
じっくり沖ノ島の要塞や観光スポットを観て周ろうと思うと丸一日は掛かりそうな気がした。特に砲台跡、第3砲台跡は迷路の様な造りになっているので廃墟美?と相まって今回は時間を掛け過ぎてしまったので朝一の9時便の船に乗って(欠航の恐れはあるが)ゆっくりもう一度、周って観たいと思った。
パンフレットのモデルコースには
■名所探訪コース(3.3km・所要時間約3時間)
野奈浦桟橋⇒第3砲台跡、タカノス山展望台⇒孝助松海岸⇒友ヶ島灯台・子午線広場⇒第2砲台跡⇒野奈浦桟橋
■自然散策コース(6.1km・所要時間約3時間30分)
野奈浦桟橋⇒南垂水キャンプ場⇒第4砲台跡⇒深蛇池・蒲浦海岸⇒閼伽井の碑⇒野奈浦桟橋
■ちょこっとコース(2.5km・所要時間約1時間40分)
野奈浦桟橋⇒第3砲台跡、タカノス山展望台⇒第5砲台跡⇒野奈浦桟橋
で、この日は
崩落、崩土の影響らしい通行できない所もあり、ちょこっとコースぷらすで灯台も行きたいなぁ~って思って野奈浦桟橋を後にした

歩き出すと海の家の手前に映えるブランコが有ってカップルが仲良さそうにブランコに乗って撮影していた。俺が写真を撮ってると後からやって来た女性二人が横並びになって撮影してて気を効かして立ち去ることにした。振り返れば案の定、二人仲良く記念撮影してた。インスタ映えしそうだものなぁ~


運営されてるのか廃墟になっているのか微妙な地図上は海の家(宿泊施設らしいです)を過ぎ、左折して登坂を歩いて行くと第5砲台跡に行く道になる。
第5砲台跡
廃墟感満載だった。
同じ船で来た女子たちがはしゃいでいて思わず
『若いってええなぁ~』なんてシミジミとしながら彼女たちを見てた

急ぎ足で第5砲台跡を後にした。
目指すは一番人気の第3砲台跡


歩いてると小展望台が有って絵になる景色だったので寄り道して景色を眺めてた

(´ε`;)ウーン…
ダイテンボウダイ.
階段を見て一瞬躊躇ったが登りましょう

腰痛でもいい、逞しく育って欲しい。ナンノコッチャ.

タカノス山展望台
綺麗な景色で見惚れてしまった

第3砲台跡
地下に通じる階段は3カ所ほどあったと思いますが下りると繋がっているのがわかります。
当然なのでしょうが同じ様な風景が現れてまるで迷路、RPGの世界を歩いてる様な気分になりました

地下通路から上がり少し歩くと友ヶ島と言えばこれや!と言う景色が目の前に広がりました。
暗がりのレンガ造りの建屋から出ると撮影してた女性にびっくりされてしまいました

善良そうな俺なのに・・・


第3砲台からさらに探索するか迷いました。ここでだいぶ時間を費やしてしまったので時間は11時30分過ぎ、更に進んで12時20分に乗船場に辿り着けるか

とりあえず灯台見たいので行くわけですな

すれ違った人に灯台までの距離感を尋ねて
「ん。(´ε`;)ウーン…」
「行けるんちゃう!」
『ありがとうございます!!』
灯台に行く途中に美しい海岸があります。
孝助松海岸
絶景
素晴らしい景色、青い空、青い海
晴天のおかげで絵画の様な海岸
立ち寄って良かった
多少、漂流物が気にはなりますがまさに絶景の島景色でした。
海岸から歩き出すと灯台が...
遠い
すれ違った若い男性に距離感を尋ねてみると
「近いですけど、第2砲台に行けないんですよね。灯台はすぐです。」
『ありがとう!!』
時間は11時40分....
ダッシュや
上り坂歩きにくい、走りにくい
友ヶ島灯台
灯台
キタ――(゚∀゚)――!!
そんな気分でした
ちなみに「恋する灯台」だそうです
第1砲台に通じる階段にはロープが張られていて入れない状態でした。
ここから背泳ぎのターンをするように来た道を帰ります。
登坂を時折、小走りに息を切らしながら汗ダラダラで走るドライブまにあなんとか12時15分には船乗り場の野奈浦桟橋に到着
帰りの船に乗り込みやれやれと思ってるとさっき道を尋ねた女性が「まだ灯台に向かった人が戻って来てないんちゃう?」と船員の人に話してるのを座って聞いていて
『ありがとうございます。灯台まで辿り着けましたよ!』
「あ、戻って来てはったんや!」奥さんと旦那さんが笑って汗だくの俺を笑顔で見てて世の中捨てたもんちゃうでぇ~なんて思いながら自販機で買った水でからからに乾いた喉を潤した
ええ感じに汗掻いた友ヶ島周遊
60歳最後のええ思い出になった。
気分は...
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