3代目Audi TTS Coupe には試乗しておきたいと 思っていたので事前に
ディーラーに連絡を入れた。
webで試乗車を見ると標準モデルしかないようだったがとりあえず
どれほどのものかって言うのを確認するためにね
昨日は
マクラーレンS650を見た後ではあったがこちらもゴージャスな
雰囲気のお店だった。
ディーラーに着くといかにもと言った上品、上質な店構えなので
ちょっとBMWとは雰囲気が異なる。
しかも華やかで艶やかで
お客さんもそれなりに居たがAudiの前にメルセデスのお店の前を
通ったら物凄い人出だったのでやはり勢いが現在の輸入車メーカーでは
メルセデスが一番有るのを感じた。
Audiのショールームに並ぶラインナップを眺めると
どれもセンスが光るエクステリアでいい感じだ
試乗車が有れば出来たらTTSがいいことを営業の若い兄ちゃんに言うと
どうやらあるらしいのでTTSに試乗させてもらうことにした。
ファーストインプレッションの結論を先に記しておくと・・・
エンジン:★★★★☆
乗り味:★★★★☆
インテリア:★★★★☆
エクステリア:★★★★☆
全体的にクーペモデルが欲しい人にはこれと言ったネガなとこはないけど
高い!M235との比較なんておこがましい。
だってTTSは768万円もしてナッパレザーのオプションを選択すれば
821万ほどで乗り出し850万を超えてくる。
と言うことはケイマンSの価格域に近づくことになるのだけど実際、メーカも
仮想ライバルにはポルシェケイマン辺りをターゲットにしてるようだ。
VWグループ傘下にポルシェ、Audiがあるとは言えお値段的にはM235の
627万円より上のランクに位置することになるから比較はやはり
ケイマンSが相応しいかな。。。と
試乗車は展示されていたレッドではなくホワイトだった。
写真より実物は断然いい。
M235同様、多少は尻切れとんぼ感はあるがエクステリアは斬新でモダンで
スタイリッシュでよく言われるR8のミニタイプ的な感じに確かに見える。
とにかく実物はかっこいい。
初代TTが発表された時もかっこええなぁ~と思っていたが2代目のスタイリッシュさが
この3代目でさらに洗練された気がする。
オーソドックスなクーペデザインのM235と違って斬新だ。
こっちもいいなぁ~
ってのが実感(苦笑)
いざ走り出してみると足回りがかなり締め上げられてる感じでやや固めの
セッティングだったが俺的には問題ない。
走らせていての安心感、剛性感を体感した。ええ感じだ。
前が空いたのでポテンシャルを確かめるべくアクセルを深く踏み込んだ。
ボボゥ~~っと勇ましいエキゾーストノート、バックファイア音に
おもろいやないの
実に笑える。
そのサウンドは
A45AMGほど爆裂音でもなく大人のスポーツクーペとして
節度があり、車好きが楽しめるサウンドだった。
やや
ケイマンGTSの方がうるさいくらいだ。
そして、結構に速さを感じ取った。
さすがに0-100km/h加速4.7秒だ。M235より0.1秒速いということになるわけだけど
そこには明らかな差を感じないが十分に速く、加速性能に文句ない車だ。
4気筒と6気筒と言う差からエンジン回転のフィーリングが違うのは
どうしても感じるが鼻先が軽い分、その分フットワークが軽いので
そこらのフィーリングは好みだろう。
今回の目玉の一つとなるバーチャルコックピットは見ててゲームしてるのかのような
感じにもなり、なかなか楽し気だ!
けど、俺は古い人間のせいかアナログチックなメーターの方が好きだ(苦笑)
それと慣れのせいもあるけどナビを見ながら運転してると落ち着かなかったが
これは慣れればどうということはないだろう。
ただ、助手席の方はすっきりしすぎたインテリアと感じるだろう。
試乗車はナッパレザーのオプション装備で豪華で上質
それでいてダッシュボードはすっきりしててドライバーにとっては
バーチャルコックピットであることから我がドライブを楽しめるって感じで
自分の世界に浸れそうでいいかも知れない。
助手席の彼女がナビ見えない~ぃ!!とかは言うかもしれないが。。。
ちょっと固めのサスペンションも多少は助手席の方が敬遠するかもと思うが
ドライブ好き、運転好き、峠好き、車弄りが好きな人からは好評かも?
乗っていておもろいのでM235とどうかとかケイマンとどうかというより
乗り出し850諭吉のお金を用意、購入に際してネガにならなければ
エクステリアの好み、乗り味の好みでTTSは十分に有りと思った。
価格、性能比較からするとケイマンSと勝負になろうか・・・
正直、どんだけコーナリング性能がよくとも素のケイマンモデルとの比較では
加速性能に開きが有りすぎてポルシェに満足するならいざ知らず素ケイマンでは
つらいので相手はケイマンSだろう。
素0-100加速5.6秒っていうと街乗り加速では完全に
置かれることになるだろう。
それと、2+2の座席設定はAudiの車とは言えプアマンズ911と言う表現が正しいか
どうかだがスペシャリティクーペとして選択する値打ちがある。
今回は残念ながらあんまりコーナリング性能を確かめることは出来なかったが
クワトロシステムを考慮すると申し分ないんだろう。
ケイマン、M235、Audi TTS Coupe乗り比べて
インテリアを眺めて座席の数等々を考慮しての判断は購入者が決めることになる。
まぁ、ポルシェ、ケイマン&ボクスターの敵じゃない!
なんて評論家じみた話は横に置いておいて十分に楽しい車と感じた。
後はホント、好みと価値観をどこに求めるかじゃないかな?
エンジンなのかエクステリアなのか動力性能なのかお値段なのかインテリアなのか・・・
なんて思った。
お値段高いからなぁ
ケイマンS行くかなぁ・・・
けど、4座あるのは便利。
ってとこでしょうか??
おさらいは長くなったので
詳細はコチラ
Audiさんでヨロ!
以前もリンクしといた
比較記事も参考に
Audi結構ええわ!と感じた。
が、ちょっと高いにぃ~~
駆けぬける歓びはどうなんだろうかってのも重要な要素ですが
かっこよく高性能、ゴージャス。
クーペの魅力は十分です。
車幅がなぁ・・・1,832mmってのが微妙で
マンション住まいだと
それも悩みになりましょうか
Audiって全部、幅でかいし(苦笑)