ケイマンGTS 試乗

店内に飾ってあったミニチュアくらいを眺めてる方が分相応かな・・なんてネ（苦笑）

接客を終えてＫさんがにこやかにやって来た。
さっそく乗り込み、高速コースを試乗させてくれることになった。
 スポエキを堪能するため、窓を開けて走り出すことにした。
走り応え十分の阪神湾岸を六甲アイランドまでひた走る。
前方を走る車がみな道を譲ってくれたのは派手な赤い車で物凄い爆音のせいかも知れない

ケイマンＧＴＳファーストインプレッション

1.着座すると包まれ感とインテリアの豪華さを感じる。やはり普通のモデルではない感じがダッシュボードのレザー、ステッチ、インパネ周り、インテリアトリムを見渡すと　実感していい雰囲気だ。座り心地のいいシートでホールド感もいい。

2.キーをひねりエンジンを掛けるとアイドリングから素やＳとは違うど迫力を感じる排気音が音をたてる。その排気音はいささかうるさくもあるがこの手のサウンドが好きな人が選択する車なので問題はない（笑）

3.ＮＡではあるがトルクもあり実に低速域でも乗り易い。アルカンタラのステアリングも気持ちがいい手触りだ。

4.スポーツエキゾーストシステムをONの状態でアクセルを踏み込むと今流行のバリバリ音が炸裂するがその回転フィールは　ＮＡらしく心地よい。この派手なサウンドを聞きながら回転が上昇するとともにドライバーの高揚感は昇天モードだ。

5.塊感、シャシー剛性はもちろん足回りもいたってよく動き乗り心地もいい。それでいてスポーツプラスでの高速道路での振舞いも実に大人だ。高速の繋ぎ目も難なくいなして収束もいい。全くもって不快感を感じない乗り味は素晴らしい。それでいて安定感もあって終始、安心してアクセルを踏み込んでいける。ま、ブレーキも信頼抜群のせいが大きいか。それにしても、いい足回りだった。

6.エクステリアの美しさ、かっこ良さとＮＡエンジンのフィール、コーナー、高速安定性能と派手なエキゾーストノートはドライバーをその気にさせ、まったりなんて走ってられない。どうしてもアクセルを踏み込みたくなる車だ。ＰＤＫのシフトスピードと変速した際のブリッピング、バックファイア音は多少好みが分かれるかも知れないが大人のおもちゃ的に楽しいのは言うまでもない。ただ、いささかＭ４クーペの時にも感じたやりすぎ感はある。

7.速さは愛車よりもスペック的にも勝るのだが、正直驚くようなスピード感は感じない。それよりも敢えてスポーツエキゾーストをOFFにしてアクセルを踏み込んでいる際に感じた爽快なＮＡフィールとリニアなスピード感が気持ちいい。その気持ち良さが印象的だった。
それとミッドシップ独特のコーナーリング時の感じはいいかも（笑）
 
エンジン：★★★★半
インテリア：★★★★半
乗り味：★★★★半
エクステリア：★★★★半

１０００万円オーバーの車
Ｍ４クーペ、ケイマンＧＴＳを選ぶとなると相当に迷うし甲乙付け難い。
もし、俺がポンと出せるお財布の余裕があって２択の場合は４座有り、しかもパワーで勝るＭ４ではあるがユーティリティで劣るが敢えてケイマンＧＴＳを選択しそうな気がした。

しかし、仮眠するとき座り寝やな（苦笑)


ケイマンＧＴＳ

全長×全幅×全高：4405×1800×1285mm

最高出力：340ps(250kW)/7400rpm

最大トルク：38.7kg・m(380N・m)/4750～5800rpm

エンジン：水平対向6気筒

総排気量：3436cc  

車両本体価格（消費税込） MT　9,150,000 円 / PDK　9,790,000 円 
0 - 100 km/h 加速 　MT 4.9 秒 /PDK 4.8 秒

ボクスターS & ケイマンS用の3.4L 水平対向6気筒エンジンをベースに、それぞれ最高出力が15psアップされ独自のフロントエンドとリアエンドに、ブラック仕上げのバイキセノンヘッドライト、20インチホイール、PASMとスポーツクロノパッケージを標準装備でお買い得！
とは言え高いのです（苦笑）
しかも、来年はケイマンＧＴ４が発売される予定！

ポルシェ、ケイマン好きにはたまらんモデルですが俺にお奨めの右ハンドルは売れたとのことで俺の友人用の左ＭＴは残っていて陸送準備ＯＫとか！？（笑）
今から発注すると来年の夏頃になるらしいです。コミコミ、乗り出し１１５０諭吉オーバーになります。 
 
う～ン、Ｐ様って後から魅力的な車出すから来年も楽しみですね（爆！）
今回も親切な対応と素敵な試乗にＰＣさんと担当のＫさんに感謝です。


多分、Ｋさんと本気の商談交渉はないんだろうけど・・・（苦笑）