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ドライブまにあ「花鳥風月」_matsu's BLOG_

ポルシェ911でのドライブや好きな車の話と日々の人生日記です。 The Drive of Life,Your smile calls the fortune, since 2010

E63AMG試乗

晩になると随分、冷え込むようになった。
季節はもう秋から冬だなぁーなんて思う。日曜は美容室で担当者と車の話をしながらそう言えばM4を試乗してる時にE63AMGに乗ってAMGっぽいなって思った感じを確かめるつもりでいたのを思い出した。美容室のついでに梅田のメルセデスコネクションに寄ってE63AMGを試乗してみた。試乗してて、今度のM4クーペは直6なのにV8っぽいのは間違いないなぁーなんて思った。それにしてもE63AMGはまさにキングオブセダンと言える風格と乗り味だった。

まったくもってジェントルな雰囲気のサイドフォルム。
ひとたび吼えるとまさに凶暴なAMGと化す。
0-100kmが3.6秒って脅威のスーパーセダンって感じだけどいたって普通に乗れるとこがメルセデスワールドかな?
セダン乗るならM5とかE63AMGは物凄く魅力的だ。

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E63AMGファーストインプレッション

1.乗り込めばそこはCクラスとは違った落ち着きと気品に溢れていて心地よい空間がいい。インテリアも派手さはないが上質であり、不思議と癒されるような気分になる。とこどころに高級車を感じる。例えばコーナーではシートのサイドサポートが締まって来たり、灰皿の蓋がスライドだったり(笑)やけにいたれりつくせりと言うやつだ。

2.エンジンに火を入れると品の中に迫力を感じる排気音。うるさくもなく大人な感じで凄みすら感じる。
3.走り出しはいたって穏やか、いや正直少し鈍重に感じたのはメルセデスらしいスロットルバイワイヤーのチューニングか?それ故に高級車然と感じてしまう。
4.アクセルを踏み込めばもう、AMGそのもので迫力の排気音を響かせて滑らかにまるでNAっぽい加速で高回転になればなるほど気持ちいい。このフィールはM4もそう言う味付けで過度に過給圧を上げるのではなくロープレッシャーであえて過給器の存在を表に出さない。
V8ターボながら、かなり気持ちいいエンジンだ。
5.塊感、シャシー剛性が優れているのを走り出して感じるし足回りの硬さ加減が実にいいチューニングでギャップでの衝撃もあまり感じないのに収束もいい。好みの足回りだった。
6.所有する歓びと運転する歓びを兼ね備えたスーパーセダン。
ワープする重戦車って感じでしょうか(笑)

7.極端な例えをするとMモデルは上品、AMGモデルは野蛮と言うイメージだったがM4とE63の比較では雰囲気、印象は逆転している。荒々しさがE63に欠けている気もするが節度感が有って大人のパワーセダンとして相応しいチューニングと感じた。
 
エンジン:★★★★半
インテリア:★★★★半
乗り味:★★★★☆
エクステリア:★★★★半


試乗の待ち時間は40分ほどだった。
予約を入れると先客はディーラーが持ち出してるとのことだった。ウィンドショッピングをしてると携帯に連絡が入った。試乗に同乗してくれるのは先日のW205の時と同じ若者で思わずニンマリとしてしまった。
パーキングエリアから担当の若者が車を出して車を停めて左側のドライバーズシートに乗り込む。いつもの様にドアミラー、ルームミラーを調整しブレーキを解除、土曜に引き続いての左ハンドルの車で左も慣れて来るのは案外、早いもんだと思った。とは言え買うなら右がいいかな(笑)梅田の町を走り出して前回同様に車談義が始まり土曜に乗った911やM4の話で大盛り上がりだ。時折、E63AMGの説明をしてくれる。
『トルク、パワーあるなぁ~!C200とえらい違いやわ 笑』俺
「0-100kmが3.6秒ですから」若者
『めちゃ、速いな!相変わらず無理するお客さん居てるんやろな!?』
 「・・・」無言のまま、笑みを浮かべ頷く若者。
『やっぱり、こう言う時だけしか乗れないからアクセル踏みたがったり、この時ばかりとスピードを出そうとしたりしてアクセル踏み込みすぎてしゃくったり、M4の試乗のときもそう言う人ら見かけたわ!踏み過ぎていきなりブレーキ踏んでる人とか(笑)』
指示されるまま車を走らせて行く
『やっぱり重いしでかいな!足回りええなぁー!!ええ感じやわ』
「でしょ!?ボクも相当にこの足回りええと思います」
『335クーペ買った?』
 「いいのがないんですよ」
たわいもない話をしながらM4、911の話となるとお互いなんの車に試乗してるんだって感じで話に夢中になる。
前方を走る車が道を譲った。
「目一杯踏んで見てください」
言われるまま徐々にアクセルをベタ踏み一歩手前まで(笑)
おおぉー!シートに押し付けられ始める。
さすがにAMGを感じる。
パドルを積極的に使いだすともうAMGワールドです(爆!)
派手なブリッピング音はA45AMGに比べてジェントルで静かなのだけど迫力、凄みはさすがはEクラスでした。重厚と俊敏、爆音と静寂、その対比がはっきりとしてる。フラットライド、コーナーをアクセルを踏み込むとサイドサポートが自動で稼動する。
もう、こちょいこちょい(笑)
ええ感じであるemojiとは言え鈍重っぽい(笑)
しかし、キングオブセダンです。M5と乗り比べたわけではないけどこのクラスでこのパフォーマンスなら後はM5でもE63AMGでも・・・
高級車ですから。

うーん

男心をくすぐる車ではあります。
俺の場合、あばら骨をくすぐられたし(笑)

おさらいです
 
E 63 AMG 4MATIC

全長×全幅×全高=4892×1873×1466mm 
車重=1940kg
駆動方式=4WD
エンジン=5.5リッターV8DOHC・直噴ターボ
最高出力=430kW(585ps)/5500prm
最大トルク=800Nm/1750-5000rpm
トランスミッション=7速AT(多板クラッチ式ステップAT)
0-100km/h加速=3.6秒
価格=1693万円

試乗を終えて担当者と車談義が続き、彼が欲しがってる335クーペでまたまた盛り上がりつつ展示されていたGLAを眺めながら長話が続いた。
輸入車乗るとなかなか国産車に戻れないとか国産は性能はいいけど華、色気、官能性が劣るしエクステリアがセンスないなぁーみたいな話の流れで
『レクサスのRC-Fもかっこええと思えないんよなぁ~!』
「ボクもそう思いますよ!あれやったら2000GTの方が100倍かっこいい」
『キミなかなか、おじさんと同じ感性だねっ!』
二人顔を見合わせて笑った。

「今度、GLAのAMG乗りに来てください」
『ありがとう。また、寄せてもらいます』

今度はGLA45AMGだな(笑)
車関係はなんだかハッピーなつながりが広がるのでええ感じである。

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