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ドライブまにあ「花鳥風月」_matsu's BLOG_

ポルシェ911でのドライブや好きな車の話と日々の人生日記です。 The Drive of Life,Your smile calls the fortune, since 2010

修学院離宮を訪ねて


京都はかなり歩いてきたつもりだった。
それでも洛北から八瀬にかけては、不思議と縁が薄かったが、今年はその空白を少しずつ埋めるように歩いてきた。
そしてその締めくくりとして修学院界隈を訪れた。

赤山禅院へ


修学院離宮の当日受付を無事に済ませたものの、参観開始まではまだ時間があった。
せっかくなので、その待ち時間を利用して赤山禅院へ参拝することにした。

赤山禅院は、比叡山延暦寺の別院として平安時代に創建された天台宗の寺院で、京都御所の北東に位置することから古くより「都の表鬼門」を守る寺として信仰を集めてきた。方除けや厄除けのご利益で知られ、静かな境内は紅葉の名所としても親しまれている。
修学院離宮からほど近く、洛北らしい落ち着いた空気に包まれた場所だった。


池では鯉が気持ち良さそうに泳いでいた。
特別な何かがあるわけではない。
ただ水面の揺らぎを眺めながら、ゆっくりとした時間を過ごし参拝順路を歩き終える頃には、ちょうど修学院離宮の参観時間が近づいていた。

修学院離宮拝観


山禅院を後にして、再び修学院離宮へ戻った。参観はガイド付きのツアー形式で行われるため、開始時間になると参加者が集められる。当日受付枠が残っていたこともあり、もっと少人数を想像していたのだが、予想以上に多くの人が集まっていた。驚いたのは外国人のカップルが多くいたことだった。それだけ修学院離宮に興味を持つ人が多いということなのだろう。しばらく待つと門が開かれ、いよいよ参観が始まった。
修学院離宮は、17世紀に後水尾上皇によって造営された山荘で、下離宮・中離宮・上離宮の三つの区域から構成されている。
比叡山を借景とした広大な庭園は、日本庭園の傑作のひとつとして知られており、現在は宮内庁が管理している。
事前予約制で参観はガイドツアー形式となっており、決められた順路に沿って見学する。
京都には数多くの寺社仏閣があるが、修学院離宮はそれらとは少し趣が異なる。
建物を鑑賞するというよりも、自然と庭園が一体となった景観を楽しむ場所という印象だった。
何より、上皇様や上皇后様をはじめ皇族方が心を癒やしてこられた場所を実際に訪れることができたのは、感慨深いものがあった。

曼殊院門跡の枯山水の美しさに感動した。


修学院離宮の参観を終えたあと、曼殊院門跡にも立ち寄った。
ここで最も印象に残ったのは枯山水庭園だった。
白砂と石だけで表現された庭は思いのほか美しく、しばらく見入ってしまった。
残念ながら庭園内は撮影禁止。
写真として残すことはできなかったが、その分だけ目に焼き付けようと思った。
旅先ではついカメラやスマートフォンを向けてしまうが、たまには記録ではなく記憶に残す景色があってもいい。この日の曼殊院門跡は、そんな場所だった。
そして、院内には歴代皇族ゆかりの写真や菊の御紋を目にする機会も多く、門跡寺院として受け継がれてきた歴史の重みを感じた。
枯山水庭園の美しさもさることながら、この場所が代々皇族によって守られてきたことにも心を動かされた。ここは写真で伝える場所というより、実際に足を運び、自分の目で見てほしい場所なのかもしれない。
この日訪れた赤山禅院や修学院離宮以上に曼殊院門跡が最も印象に残った場所だったように思う。

出町柳の「こういうもん家 Ro-ji」で食べた担々麺はめちゃ美味しく感じた。



修学院離宮を訪ねて

Nirvana - Come As You Are (Live On MTV Unplugged, 1993 / Rehearsal)

振り返ると、洛北から八瀬にかけてのエリアは不思議と足が向いていなかった。
蓮華寺、瑠璃光院、貴船神社、鞍馬寺。
そして今回の修学院界隈。
今年はこれまで空白だった地図を少しずつ埋めていくような一年だった。

修学院離宮を訪ねて

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