幸い台風の影響は心配したほどなかった。
少し拍子抜けしたけどやれやれと思いつつもニュースで甚大な被害が 出た地域を見ると自然の猛威の前には人間とは無力なものだと痛感してしまう。
もしかしたらこの台風の後は一気に梅雨明けに向かうのだろうか?
ふと、こないだのコメントに書いた5年ひと昔、なんてのを思い出して
何故だかふた昔、10年前は・・・「2004年」って
そうだそう言えば記憶が薄れてると言うか、封印したような年だ。
無性にその年のことが気になったんだ。
記憶を辿る様に階層の奥底に沈めた思い出を開いた。
やっぱりな....
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2004年で思い出は途切れてた。
それ以降、家族との思い出はなかった。
5月浜名湖への家族旅行、9月に嫁さんと買い物に南港、りんくうへ・・・
それが最後の思い出として残っていた。
2004年5月
俺はまだ42歳、43歳が目前なんだ(笑)
隣にはよそ行きの服を着てめかしこんだ嫁さんが微笑んでた。
Happyな気分だった。これから楽しい家族旅行をしていこう!!
なんて思っていたし、そんな事を話してた記憶がある。
でも、 母親が急死した翌年、思えば後厄だな(苦笑)
これから起こる出来事がこの時、俺には予測もつかなかった。
それ以降の様々な出来事が残像となった記録を眺めながら少しづつ蘇った。
断片的にそれから続く流れに繋がって行ったことを思い出す。
しかし、ほとんど覚えていなくって何が何してこうなったとはっきり
語るには記憶が薄すぎる。
たぶん、わざと消し去った様な記憶。
その翌年にとある言葉がきっかけとなって自分で決めた想いを伝えた。
確か今頃、梅雨の頃だったろうか?
そういや、随分と葛藤してたのを思い出した。
今までのことやそれこそ打算的な「らしく」ないことや・・・
適当にうまく立ち回って平々凡々と過ごすのもありだった。
と言うか本来はそうするのが普通なんだろう。
人生の岐路に立って悩み、決断を下すときは迷いも多い。
けど、子供の頃から、 よく喧嘩する両親を見てて
不思議と決めてたことがあった。
その俺の決め事を守る様に導いたのはもしかしたら母親の死が
トリガーだったんではと、つい最近は思えて来るのだ。
もしかしたらあの世の両親なのか?
なんだかんだで唐突に 想いを伝えてホッとしたけど
その見返りとして地獄の様な日々が待っていた。
いや、きっとみんな・・・
大げさだけど、まるでドラマの様な光景、世界の真っ只中に居た
2005年から2008年冬まで俺の記憶がかなり希薄になっている。
当時を思い出せない様に自分の心と記憶をクローズしてるのかも知れない。
思い出したくない記憶。
そう言えば、この頃から滅多にテレビドラマを見なくなった。
ドラマより現実の方がドラマチックな気がして
虚像のドラマがおもしろくなくなった気がする。
10年前にこんな人生が待っているとは思わなかったし
5年前に今の生活をしてるとは想像していなかった。
そうそう、10年前は10年前で、5年前は5年前で
別の人生があると思ってた。
所詮、人生なんて思った様にはならないものだけど
今、俺はある種、幸せ。
きっと、結果的にみんな
なのかな(苦笑)
急いで答えを出すより...
ふと考えながら
ちょっと、切ない思い出を閉じた。
未来など分からないものだ。
過去はホント、変えれない。
今の人生、生活を望んでたかどうかは分からないけど
答えは瞼閉じられる時に自分が出したらいい。
ドライブまにあ
日々燦々 / 思い出の年
Mr.Children Any
やけに聴きたくなって聴いた。