世界的に新型コロナウィルスの感染拡大で自動車需要は急減している報道がwebの記事を見てると目を引く。特にヨーロッパは世界で最も需要の弱い地域になり、ドイツ車もまた苦戦が続いてる一方で、嘘か真か中国では売れ行きが急速に回復しているらしい。我が国もトヨタ以外は危機的状況の様で三菱自動車は7月27日、未定としていた2021年3月期(2020年4月~2021年3月)連結業績予想を当期純損失は前期の258億円から3600億円に拡大する見通しであることを公表。日産自動車も7月28日、2020年4~6月期(第1四半期)の連結決算および2021年3月期通期の連結業績予想を新型コロナウイルス感染拡大による販売不振などにより、今期の最終赤字は6700億円となる見通しであると発表した。米中の冷戦状況を考慮するともはや当面、これまでの様な利益を期待できない産業になりつつあるように思える。
それでもトヨタの底力は大したものだと思う。