3連休の最終日、夕方になってそろそろ買い物に出掛けようかと思ったらチャイムが鳴った。
一軒先の奥さんがお菓子を持って、訪ねて来た。
引っ越しの挨拶だった。
娘さん夫婦と同居する事になったらしいが、とっても嬉しそうで瞳が輝いてた。
11年前は立場が逆で俺が挨拶に行ったっけ。
_/_/_/ドライブまにあ「花鳥風月」 _/_/_/
ウチのマンションも随分、住居者が引っ越して行った。
理事会なんか出たり、時々会う人とあいさつを交わしても誰だっけ??みたいな人も増えた。
奥さんの瞳を見つめながら話を聞いてると目じりの皺と痩せた顔を見て年を取られたなぁ~と思ったがとても幸せそうで羨ましい気分になった。
そう言えば娘さんとお父さんがコンビニで仲良さそうに買い物してるのが懐かしい。
奥さんの顔を見ながら、ふと終活なんて言葉が頭に浮かんだが、とってもハッピーな老後をお孫さんたちとにぎやかに過ごされるんだろう。
俺、あと2年でナンチャッテではなく、ほんまに還暦か....
人と違った人生を...
出来るだけ楽しく生きる。
昔の自宅に咲いてた椿の様に開いたまま落ちれたらええなぁ。
どれだけ笑って生きれるか?
勝負やわ!?
500miles HIS
ドライブまにあ
サードライフ / 満月、500マイル
バルコニーでgloを吸いながら、雲の切れ間から光る月を見上げた。
独りで生きてく
俺の人生が少し笑えた。
どんな最終章が待ってるんかな?