最近、LCIされた王道3シリーズで販売に弾みを
付けたいところでフェイスリフトされた3シリーズで
強豪ライバルたちにこの秋挑む、BMWを俄然
応援したくなるのは
やはりBMWオーナーなので・・・
この日の試乗会は3シリーズと2シリーズのアクティブツアラーが
メインで目玉のMモデルはM6カブリオレが試乗車と用意されてて
案外、人出はいつもより落ち着いていた。
このM6にも乗ってみたかったがあいにく人気の一本被りでほとんど
試乗に出て予約もいっぱいだった。
俺の目的はLCIされた3シリーズの直6モデル
340iに乗ることだったので予約が取れてやれやれで
試乗を待った。
LCI3シリーズの最上級グレードが「340i」で
従来の「335i」の後継グレードで、新型エンジンの「B58B30A」と呼ばれる
直列6気筒3リッターエンジンを搭載する。
最大出力は326hp/5500-6500rpm、最大トルクは45.9kgm/1380-5000rpm。
パワーとトルクは335iに対して、20hp、5.1kgm上回る。
340iはセダンの8速ステップトロニックの場合、0-100km/h加速5.1秒、
最高速250km/h(リミッター作動)
3シリーズに期待のアクティブハイブリッドモデルではない
純粋な直6モデルが日本にも導入!!
素晴らしい~ぃ!!
伝家の宝刀、直6で新型エンジン、期待が膨らむ
やはり外観の変化はまったくわからない感じであったが(笑)
で、ファーストインプレッションは...
いつもの5つ★評価で印象を
エンジン:★★★半☆
乗り味:★★★★☆
インテリア:★★★半☆
エクステリア:★★★半☆
いい車だ。
が、やや魅力と言う点で希薄。
それは印象的であるはずのエンジンからの印象が
影響している気がする。
試乗するために乗り込んだ車内の印象はいつも同様のレイアウト
代り映えしないとは言え以前のモデルよりはLCI後のインテリアは
見た目の質感は向上している印象を受ける。
エンジンを掛けるとクールにエンジンが始動する。
すぐに直6と分かるフィーリングもややおとなしい。
上質で ジェントルだとも言えるがいつも響き渡るような
直6サウンドが 車内に入って来ず、それはスポーツモードで
阪神高速を走っても 変化がない。
乗り味はいい。
さすがに足回りに手が入ったせいでさらに乗り心地がいいのは
BMWの真骨頂と感じた。
運転していて阪神高速のちょっとしたコーナーも軽快に走りぬけていく
そして運転が楽しい。
ちょっと気になったのはややハンドルの切れが切れすぎてた感じが
あったが・・・
上質、ジェントルに向上した今回のLCIモデルだが
直6もジェントルに成り過ぎたせいかインパクトに欠ける。
燃費性能の向上はしてるのだろうが味付けがもう少しBMWファンを
にんまりさせるようなエキゾーストノートなら良かった。
価格と印象。
購入検討される方は微妙ではないだろうか?
敢えて高額な直6の340を買うか・・・
このモデルが売れて欲しい!
売れないとBMWジャパンが直6モデルを日本に導入をしなくなる。。。
なんて思いが帰路、車内でどうなることかと少し不安になった。