911秋、NAサウンドに耳を傾けながら。

2020
1025

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昨日は木枯らしが吹いて怖いくらいの風音だった。
秋を通り過ぎて一気に冬がやって来るのかと思ったけど、日曜の今日はいい天気で洗濯物を干したら出掛ける事にしたんだ。
911に乗りたかったからね

伊賀コリドールロードで伊賀上野から月ヶ瀬湖、奈良ニュルを流した。

ちょっとした秋を感じる風景を眺めながら水平対向6気筒の自然吸気音に耳を傾けてた。
やっぱ俺が古臭い感性なんだろうけど気分いいんだ

昔ながらの息吹とか鼓動とかを感じる気がする。
そんな風な気がしてたんだ。

時代はEVへと移って行くのでエンジンフィールとかをドライバーに感じさせない怒涛の加速を繰り出して古い時代を置き去りにして化石の燃料の車なんて点にされるんだと思う。
PCの整備担当のＳさんから新しいポルシェの看板車であるタイカンの事を話されても俺が浮かない顔をしてるのを見て
「やっぱり音ですか？」
『うん....』

ふと今日、エキゾーストノートを聞きながら思ったんだ。
エンジンの息吹、排気音とか回転フィール、鼓動を身体で感じて、風や太陽の光を感じて車を走らせたいって言うのを求めてるからどうも電気自動車が未知の加速、激速でもあんまり琴線に触れないんだろうと思った。