海上アルプス青海島へ行った。

2018
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こないだの3連休を利用して出掛けたドライブの最終地点は、海上アルプスと呼ばれる青海島。大自然が造り上げた石の彫刻、芸術作品とすら感じる。青海島自然研究路と記された散策路を歩きながら俺は不思議と元気が出て久しぶりに見るせいか、改めてその自然美に見惚れてしまった。
10年以上も前にオフ会のコースとして選択して訪れて以来の3度目の景色を見つめ、昔の事を思い出してた。
そう言えばオフ会で訪れた時は夏の暑さとタイトな散策路にみんなは景色の美しさよりも疲れを口走っていたっけ（笑）
そんな、みんなの姿がおぼろげに浮かんで消えた。

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千畳敷から青島海へ向かった。

青海島はおおみじま、おうみじまと読み、山口県長門市の北、日本海に浮かぶ島で、北長門海岸国定公園の景勝地と知られ、日本百景にも選定されており、天然記念物に指定されていると言えば前述の芸術作品と言う例えもまんざら嘘ではないのだ。
とは言え、角島大橋や元乃隅稲成神社、秋吉台ほど人気はなくいつもガラガラで今ではダイバーと景勝地と言うことで訪れる僅かな観光客だけで、ゆっくりと青海島自然研究路を歩ける。歩いてるとしんどいのと道が荒れてるので途中で引き返す方も多いのではないのだろうか？俺はＡコース、Bコースとしっかり歩いた。歩き慣れてるのがこう言うときに役に立つのだ（笑）

この日も静かな公園だった。
珍しく若い男女のグループも居てたが俺がコースを突き進むにつれ、後から着いて来る者は誰も居てなかった。

寂れた天然記念物、不思議と心が安らぐし、俺なんか元乃隅稲成神社よりもこっちの方が目を見張る景勝地と思うのだけど、人気は黒丸下降中と言う感じかな

この辺りの海は本当に綺麗で透き通る海水はエメラルドグリーンで景色を更に芸術的に魅せてくれる。見事な自然の岸壁美は他の景勝地に一歩も引けを取らないと思うのだが人気はない。

三連休の中日は暖かく爽やかな潮風を景勝地に運んでくれて、観光客は居てないし、うるさい外国語を喋る人たちも居てないのでのんびりと歩き、景観を楽しむ事が出来る。
それにしても、こうも見事に削れるものかと不思議な思いだった。

俺も以前よりさらに年を重ねて、シニアなドライブまにあになり、静かに景観を楽しむのが好きになった。オフ会で訪れた時は気兼ねも有ったが一人だと気を遣う相手もいないので気楽に景色を楽しむ事が出来るのは孤独を楽しめる歓びなのだ。
ちょっと異常者っぽいかも（笑）

青い海、青い空、キャンバスも素敵だから芸術作品が際立つ美を感じさせるのかも知れない。あまりの見事さに歴史と言うロマンを感じる。
静寂に包まれたドライブまにあは一人佇む。時間が止まってくれたらいいのに。ずっとドライブをしながら旅を続けたい気分だった。
花鳥風月を感じるドライブは変わり者にしか興味ない事かもな