まったりとjazzyに手続きが終わった。

2022
0122

2 CM

今日は午前中、お客さんが訪ねて来るので朝から掃除して来るのを待った。
掃除の途中で携帯が鳴った。
保険のおばさんからの連絡だった

「もう少ししたら伺いますのでマイナンバーカードと身分証明書を用意しておいてください。」
こないだ作ったマイナンバーカードが今回も役に立つことになった

現在の担当者の前任の人に頼んで普通の生命保険から年金型保険に変更したのはいつだろう？もう随分と昔のことになるが60歳を超えてようやく年金として給付して貰えることになった。
今回はDCとは違って年金として年1回給付して貰うことでトータルで受け取る額が増えるので5年間に渡って受け取ることにした。
給付されるのは嬉しいが正直、資産として個人的に把握してるのでDCにしろ年金保険にしろ定期預金が普通預金に入金されるだけみたいなものなのであまり喜ぶことではないがここまで無事に来た。親父の事があるので元気でやってることが素直に嬉しい

今年初頭のTODO案件も残すは車検のみになった

久しぶりに会った保険のおばさんがやけに小さく見えた。
『Fさん、今月で退職って言ってたけど失礼だけどおいくつになられました？』
「うふふふ...75歳です」
『俺の事若く見えるって言うけど十分Ｆさん若いわ！』
わざわざ土曜に足を運んでくれたFさん。年齢を聞いてやっぱり書面を郵送してもらえば良かったのになぁ～なんて思ったが俺にコロナ禍にも関わらず会いに来ると言うので来てもらうことにしたんだ。俺も会いたい気がしたから

確か退職して間無しのころに退職金の運用の件で訪問して以来だなぁ

Fさんは要領を得ない業務用の端末に入力しながら俺との世間話で盛り上がった。
途中で最後の保険の勧誘でパンフレットを渡されたが最後までプロだなって感心してしまった。
俺は丁寧にお断りをしてパンフレットだけいただいた

「matsuさん、まだまだ若いからリタイアしたらあかんよ！」
『出来たら今すぐ遊んで暮らしたいけど美容と健康のためにあと暫く働きますかぁ』
実際、働かんとドライブまにあなんて言いつつ911に乗る余裕もなくなってしまうからなのでやむなしだけど

「最近、私は仕事が嫌になってたのでやれやれやねんけどね　うふふふ」
時節がらの病気や時代の流れで楽しかった仕事が不慣れな端末を使ったり変化して来ていて、かなりストレスになってたらしい。
「matsuさん、もう働かんでええよな！？友達と遊びに行ったりゆっくり家にいたいねん」
『もう十分です。ゆっくり休んで余生を過ごしてください』
ご主人も俺の親父同様に十数年前に脳梗塞で倒れて数週間で亡くなって一人暮らししてるらしい。お子さんも巣立って今は一人暮らしも慣れてしまって気楽でいいようで俺と大いに話が合うわけなのだ。Fさんは昨年亡くなった細木数子さんの様に体格も良かったが８ｋｇほど痩せてほっそりしてる。仕事を終え、席を立って玄関に行く途中の足取りが怪しい。
それでも化粧と赤い口紅にプロ根性、女を感じた。
「失礼します。」Ｆさんが深々と頭を下げた。
『お世話になりました。お元気でお過ごしください。』
玄関で俺も深々と頭を下げた。

部屋に戻り、メールを受信してたので確認したら
関東の友人が正月スキー行ってポール練習で鎖骨を骨折したって言う内容でそれでも手術して治ったらしい。若い頃みたいには行かないよね...
お大事に
なんてメールを返信した。