代車は718ケイマン

2019
1013

0 CM

今日は相棒の911をパーキングブレーキの警報とパワーウインドウの動作不良に関して、念入りに見て貰うためにPCに預けた。
代車はケイマンだったが試乗してたのはボクスターもケイマンも2.5のＳだったので初めて素の718を運転する事になった。

そう言えば....

＿/＿/＿/ドライブまにあ「花鳥風月」＿/＿/＿/

こないだ車話に盛り上がってる時に担当のKさんが2019年版の718は改良されたのか随分と排気音や振動が改善されていて「いい感じのフィールになってるから是非乗って見て欲しい！」なんて言ってたっけ

そんな事を思い出したのは発売当初に試乗した際の雑味が消えた排気音だった。要は水平対向4気筒の排気音が際立っていたのがかなりマイルドになっていてさほど気にならないサウンドに感じた。

パワー感はやはり２.５リッターのSタイプに比べて物足りなさはあるもののアクセルを踏んでいて気持ち良い乗り味とリニアなトルクは好印象でハンドリングは911よりも軽快な感じでやっぱワインディングだと楽しさは有るよなぁ～なんてのと981と比較してもダンパーのしっかり感、乗り心地の良さが際立ってる気がした。
スポーツモード、スポーツ＋モードにそれほど変化を感じなかったが運転の楽しさを感じもするのがさすがにポルシェって言う乗り味。

ただ、やっぱり物足りない印象は拭えなかった。
いい車だ。気持ち良い加速感はある。
雑味が消えたが一方で益々官能的なエンジンフィールから程遠くなり、躍動感もなくなった。

変な例えかも知れないけど、ラーメン好きが濃厚なとんこつラーメンが美味しいラーメン屋に入って注文したい濃厚なとんこつラーメンではなく、塩らーめんかあっさり醤油味のラーメンを出されておいしいラーメンだけど、食べたかったラーメンの味ちゃうねんけど。。。
みたいなぁ～

速いしパワフルだし楽ちんだし、乗り味はいいけどねぇ。
水平対向6気筒のフィールが好きでポルシェのスポーツカーを希望してたのにちょっと拍子抜けみたいな印象をどうしても受けてしまう車。
そんな感じだよなぁ～なんてハンドルを握ってた。
軽快でいいんだけど、魅力にパンチがない。窓を開けエキゾーストノートを聴きながら考えてしまった。シフトダウンでも何だかなぁ～な感じが強かった。